ネパールという国 ネパールという国の現状について説明しています。

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地勢 民族 宗教

ネパールの地図

 東、西、南の三方をインドに、北方をチベット(中国)に接する国です。
 8,000m級の高峰をもつヒマラヤ山脈から海抜60mの南部タライ平原までの多様な風土と多種の民族・カーストが複雑に関係し合う多様な国民を持つ国です。
 宗教もヒンドゥー教(元国教)、仏教、アニミズム等とそれらの混ざり合った信仰を持つ地域が混在しています。

草原の風景

山岳部の風景

経済と食料・栄養状況

 経済的には後発開発途上国で、世界最貧国の一つです。1人あたりのGDPは184カ国中の167位(2011年)で、今やアジアで最も貧しい国となっています。
 人口増加の影響によって、現在食糧危機の状態にあります。
 主たる産業は農業で、就業人口の約7割、GDPの約4割を占めていますが、近年の天候の不安定で干ばつや洪水が起こり、農作物が深刻な影響を受けています。山間部では売るための作物どころではなく、自分たちが食べる作物すら十分に作れていない現状があり、失業率は42%(2004年推計)貧困線(生活に必要な最低限の物を購入することができる最低限の収入水準)以下の人口割合は30.9%(2004年)です。
 5歳未満の小児の63%が栄養失調、49%が低体重児(1995年)です。鉄欠乏性貧血も問題で、妊娠可能年齢の女性の50%以上、妊娠中および授乳中の63%の女性が貧血になっています。

山岳部の風景2

水くみ

衛生状態と水

水くみ場の写真

台所の写真

 国の衛生状態は極めて悪く、全国的な感染症の多発が大きな問題となっています。
 衛生状態の指標となる乳児死亡率は人口1,000対78.5人です。妊産婦死亡率も人口100,000対850人と高く、死亡原因の第1位は感染症です。赤痢、腸チフス、結核などの感染症が死亡原因の大きな割合を占めています。結核の治癒率は52%しかありません(1995年)。
 感染症を減らすために上水道を整備し生活環境を整えていくことが、この国にとっての大きな課題なのでしょうが、ネパールの山間部は砂漠化しています。
 人口の増加で、より多くの耕作地、より多くの薪(食事の煮炊きのため)が必要になり、より多くの木が切られ続けたからです。木がなくなれば当然水もなくなり、薪拾いも水集めも、集落より随分離れたところに行かなければならなくなってきました。木がないために地滑りや土砂崩れも頻繁に起こるようになり、湧き水は枯れ、きれいな飲み水も少なくなりました。約30%の人々は安全な水を使うことができません。また、約80%の人の自宅にはトイレがありません。
 カトマンズ市内の一部地域には上水道が敷設されていますが、この水も大腸菌などに汚染されていることが多く、国土全般に水を介する感染症が多発しています。

教育と男女

 男尊女卑の考え方が根強く、男性よりも女性の平均寿命が短い、世界で唯一の国です。特に地方では、50歳代前半で命を失う女性が多く見られます。
 15才以上で読み書きのできる人の割合は48.6%(2001年国勢調査)ですが、内訳は男性が62.7%なのに対し、女性は34.9%にすぎません。「女は結婚をして子どもを生み、家事を行い畑仕事さえしていれば良い。教育は必要ない。」と考える親も多く、女児は特に学校に行きにくい状況です。
 また5歳から14歳までの児童労働率は31%にも上ります。(ユニセフ「世界子供白書2009」より)。6年生まで学校に行けるのは2人に1人と言われていますが、子供たちは皆学校に行きたがります。
 学校に行かないということは、一日中家事や畑仕事を親と共にするということです。水汲みや薪拾いや家事や畑仕事の間に、1日のうち数時間だけ学校に行って勉強をし、同世代の友達と顔を合わせたいのです。
 生活に多少でも余裕が出れば、近くに学校ができて家事や畑仕事も少しはやれるなら、通わせてあげたいのは親の気持ちです。ですから、学校は慢性的に不足しています。

子供

子供達

壁のない校舎

支援

子供達2

OKバジとネパールの人々

 日本をはじめとする世界各国がODA(政府開発援助)をネパールに対して行ってくれていますが、そのお金は、首都カトマンズの周辺にしか届きません。日本のJICAさんをはじめとする世界各国のボランティア団体も支援をしてくれますが、彼らも車の通るところまでしか来られません。
 D.ZEN Japan とOKバジさんが支援する村々は、ルンビニ県パルパ群の山間部に広がる村々です。ほとんどが、電気もガスも水道も、そして車の通る道もない村々です。大きな団体にしかできないことはたくさんありますが、ここの村々には、私たちのような者の支援しか届きません。車の通る地域でも支援の必要なところはいくらでもあるのですから、大きな団体に集まった善意のお金がここまで届くことは望めません。
 私たちは何かの縁でこの村々とつながり、人々と心を通わせるようになりました。縁に従ってこの村々に、今必要だと思うことをしていきたいと思います。
 王国から共和制になっても、政府が変わっても、私たちの生活には何の変化もなかったと、村の長老達はOKバジさんに言うそうです。自国の支援もここにはなかなか届かないのです。
 私たちは、山を歩かなければたどり着けないネパールの村々に、ただの物品ではなく、皆さんの真心を集めて「物にした何か」を届けることができると信じています。
 ぜひ、お力を貸してください。

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