D.ZEN JAPANは、The Pipeを通して頂いた支援金を100%OKバジさんの所に届けます。
震災でおわかりになったと思いますが、大きなボランティア団体では、寄付金が全額届くことはありません。震災の場合ように大きな額が動けば、当然現地に届く割合は大きくなりますが、ネパールの村々に届けるような寄付金の場合、50%が現地に届いたらそれは良い方なのです。でも、私たちは手弁当で100%届けることにこだわりたいと思います。
ネパールへの送金などの手数料はD.ZEN JAPANが持ちます。それが私たちの支援でもあります。ただ、銀行振り込みの手数料は複雑になりすぎて持つことができません。ゆうちょ銀行をお使いくださると、通帳をお持ちの方は無料になりますので、そうしていただければ幸いです。ゆうちょ銀行は、手続きさえすれば、パソコンや携帯電話で送金ができますので、もしよろしかったらこれを機会にお手続きをされるのはいかがでしょうか。ここで誰にもわかりやすく動画で説明してくれています。
寄付が多くなったら手数料の負担が大変になるだろうと心配して下さる方もいますが、それくらい皆さんが寄付してくれたなら本望です。どうぞよろしくお願いします。
バジさんは100%地元のために使ってくれます。月に2,3日しか泊まらないというご自宅へ伺わせていただきましたが、支援の物資以外にはほとんど家具さえありませんでした。穴の空いたTシャツを着ていらしたので新しいTシャツを差し上げたら、結局新しいTシャツは村人が着ていたというような方なのです。
「私はいらないんですよ。」と、飄々と話される姿には、昔の禅宗のお坊さんを思い起こさせるものさえあります。
以前は地元のYouthClubのメンバーのインターネット技術者の要請を試みましたが、時代が変わり若者が外国で働くことが主流になってきたためYouthClub自体が機能しなくなってきてしまいました。
そこで、現在はバジさんに直接お聞きして支援要請を把握する形になっています。
支援要請情報を閲覧して支援に同意してくださった方が、銀行振り込みで支援をしてくださると、その支援金がD.ZEN JAPANに集まり、D.ZEN JAPANはその支援金全額分をネパールのOKバジさんに送ります。
OKバジさんはそのお金で地元の商店や業者を通じて必要な物品や資材を買い、現地に届けてくださいます。基金のようにお金を渡す場合には、必ず村の長老会や青年会、婦人会のメンバーがたくさんいるところで現金を渡します。
OKバジさんとD.ZEN JAPANはパイプ役に徹します。頂いた支援金は100%現地に届きます。
バジさんから報告写真が届いたら、このサイトの報告ブログに掲載されます。
以前はメール報告することにしていましたが、実際始めてみると、掲載までに何年もかかってしまう事例が多すぎて、寄付者の皆様との気持ちのすれ違いが起きてしまいました。
セーター・制服支援やジョラ基金・ボーナス基金のように1口が少額の場合には、まとまった金額にならないと送ることができません。送金料が1回8,000円ほどになってしまうので、何回も送ることはできなく、何年もの間送金できない状態が続いたのです。また、バイオガストイレの報告が来るまでに最長5年が掛かる事例もでてしまいました。ネパールとの文化の違いもあり、全く日本流には進みません。
5年も経つ間には、メールアドレスが変更になってしまった方もありました。最も気持ちのすれ違いが起きにくいであろう方法として、皆さんからこのHPの報告ブログをご覧頂くようにお願いしたいと思います。
申し訳ありませんが、校舎や水場、通学用の橋など、別口のご寄附以外のものについては、ブログ掲載を報告にかえさせて下さい。よろしくお願いいたします。